現在の100円ショップ業界において、金属パーツや小型ハードウェアの棚は最大の激戦区だ。業界最大手である株式会社大創産業(ダイソー)は、ボトルホルダー付きやロック機構を備えた「多機能・高実用性」のラインナップを強みとし、ハードな使用に耐えうる実用派ギアを網羅している。
一方で、意匠性とカラーリングで独自路線を走るのが株式会社セリアだ。ソロキャンパーの心をくすぐるマットブラックの質感や、無骨さを削ぎ落としたミニマルなアルミカラビナなど、デザイン性を最優先する層から強い支持を獲得している。さらに株式会社キャンドゥは、コンパクトさや省スペース性に特化した独自フックを展開するなど、3社それぞれが明確なターゲット層を見据えてしのぎを削っている。