車検を取り扱う主要事業者ごとに、代車のガソリン取り扱いは明確にポリシーが分かれています。国内主要ディーラー、カー用品店最大手、車検専門チェーンの標準的な規定と相場を整理しました。
ディーラー車検における代車ガソリン代とトヨタの対応を詳しく観察すると、同じ看板を掲げていても地域販社(トヨペット系、カローラ系など旧チャネルの流れを汲む販社組織)ごとに運用基準が分かれています。近年では法令順守の一環として自家用白ナンバー代車の無償貸出を取りやめ、グループ内のレンタカー会社と連携した有償・無償ハイブリッド運用に移行する拠点が目立ちます。そのため、貸出時に「満タン出発・満タン返却(給油所レシート添付)」を厳格に求められるケースが急増しています。
一方、オートバックス車検における代車ガソリン代の評判では、Web予約の手軽さがある反面、「返却時に提携ガソリンスタンドでの給油を細かく指示された」「レシートを紛失して店舗で手数料込みの精算になった」といった声がSNS上で散見されます。ピット作業の回転率を最優先する量販店ゆえに、給油状態のチェックはシビアに行われる傾向があります。
これらに対し、車検のコバックが展開する代車ガソリンルールの詳細は明確な差別化が図られています。コバックでは多くの加盟店で「50kmまでガソリン代無料」という大胆なサービス基準を打ち出しており、車検期間中の通勤や買い物程度なら給油スタンドに立ち寄る必要すらありません。ただし、50kmを超過した分については1kmあたり15円〜18円の正確なメーター精算が適用されるため、遠出を予定している場合は事前の走行距離計算が欠かせません。