なぜ事実無根のデマがこれほど長く検索され続けるのか。そこには、現代のWeb環境が抱える構造的な盲点が存在します。
多くのネットユーザーは、GoogleやYahoo!の検索窓に「源田壮亮」と入力した際、予測変換(サジェスト)に「浮気」「不倫」「離婚」と表示されるのを見て、「何かあったのか?」と反射的にタップしてしまいます。このクリック行動そのものが検索ボリュームを底上げし、さらに関連ワードとして強固に固定化されてしまうという悪循環が起きています。
さらに、芸能界やスポーツ界の炎上ネタを扱う一部のトレンド系バイラルメディアが、閲覧数(PV)稼ぎのために煽情的な見出しを乱発したことも影響しています。「源田壮亮に浮気疑惑?真相を追う!」といったタイトルで読者を誘い込み、記事の末尾で「調査の結果、浮気の事実はありませんでした」と締めくくるようなコンテンツが量産された結果、タイトルだけを流し見した層に「源田=浮気」というネガティブな刷り込みが残ってしまったのです。