Q1:10代や高校生でもレバーのような塊が出ることはありますか?病気でしょうか?
A1:初経から数年の10代・思春期は、卵巣機能が未熟で排卵が安定せず、ホルモンバランスの乱れから子宮内膜が不規則に厚くなり、一過性にレバーのような塊が出ることが頻繁にあります。多くは身体の成熟とともに落ち着きますが、貧血症状(朝起きられない、学校体育での息切れ)がある場合や、痛みが激しい場合は若年性の子宮内膜症や血液凝固異常の可能性もあるため、保護者と一緒に婦人科を受診することをおすすめします。
Q2:塊が出たとき、貧血やめまいを改善する市販薬や食事はありますか?
A2:市販の鉄剤(ファイチやマスチゲンなど)や、赤身の肉・魚、レバー、ほうれん草などのヘム鉄を多く含む食事は一定のサポートになります。ただし、過多月経による急激な失血は食事療法だけで追いつくことは不可能です。市販薬で一時的に数値を誤魔化すと根本疾患の発見が遅れるリスクがあるため、まずは医療機関で処方される高純度の鉄剤と、出血そのものを抑える治療(低用量ピルや黄体ホルモン薬、ミレーナなど)を受けることが最善の近道です。
Q3:産後や流産後、ピルを中止した後にレバー状の塊が出るのは普通ですか?
A3:産後の悪露(おろ)や流産後、またはホルモン製剤の休薬後は、子宮内に残った血液や内膜が一気に排出される過程で塊が出やすくなります。一時的な排出であれば自然な経過ですが、悪臭を伴う場合や、500円玉大以上の塊が止まらない、発熱や激痛を伴う場合は、子宮内に組織が遺残している(胎盤遺残など)リスクや感染症の危険があるため、出産・手術を担当した病院へ速やかに連絡してください。