「返却先が塞がっているわけではないのだから、別のタイムズパーキングに停めて決済を終わらせればよいのではないか」という安易な自己判断は、最も危険なタブーです。規約を軽視した行為には、過酷な制裁が待ち受けています。
タイムズカーのアプリ仕様上、予約時に指定したステーション以外でのタイムズカーの返却場所変更は、利用開始後には一切受け付けられないプログラミングとなっています。車載機はGPSと連動しており、所定の専用駐車枠に正しく収容され、施錠カードリーダーに会員カードをタッチ(またはアプリで返却操作)しない限り、利用終了手続きが完了しません。
もし強引に別のコインパーキングや無関係な場所に放置した場合、発生するのがタイムズカーの乗り捨て違約金です。パーク24の会員規約に基づき、以下のような金銭的・身分的な制裁が機械的に科されます。
- 実費負担と営業補償:放置場所から元のステーションへ車両を回送するためのレッカー移動実費、人件費、および車両が稼働できなかった期間の営業補償(ノン・オペレーション・チャージ=NOC)として数万円から十数万円規模が請求されます。
- ペナルティ料金の加算:規約違反に対するペナルティ料金(無断延長ペナルティや迷惑駐車違約金)が即座に課金されます。
- 一発での強制退会処分:最も重いリスクが、会員資格の永久剥奪です。一度ブラックリストに登録されると、同一名義での再入会は極めて困難となり、グループ会社全体のサービス利用にも影響が及びます。
「渋滞で返却時間に間に合わない」「目的地で酒を飲むことになった」といった個人の都合で無断放置を行うことは、法的には車両の不法占有や業務妨害に問われかねない重大な背信行為です。どんな事情があろうとも、出発したステーションへ戻すことが絶対条件となります。