ボイストレーニングおよびボーカルパフォーマンスの観点から、『高嶺の花子さん』をカラオケで選択する際の向き・不向きを明確に提示します。
【向いている人】
ミドルボイスの基礎が身についており、呼気の圧力を一定に制御できるボーカリスト。また、自身の声域に合わせて柔軟にキーを変更できる客観性を持った歌い手です。泥臭い感情をロックのビートに乗せて表現したいパフォーマーにとって、これほど会場の一体感を生み出せるキラーチューンは他にありません。
【慎重になるべき人】
普段から喉仏が上がりやすく、高音を張り上げ(チェストボイスの過剰な引き上げ)で出してしまうタイプの方です。この状態で『高嶺の花子さん』を原曲キーで無理に歌い続けると、声帯粘膜を激しく打ち付け合い、急性声帯炎や声帯結節といった重篤な喉のトラブルを引き起こすリスクがあります。まずはマイナスキーで無理のない発声感覚を養うことが先決です。