町の息吹を最も直接的に体感できる場所が、国道429号線沿いに位置する「道の駅 かもがわ円城」です。週末になると県内外から多くのドライブ客やツーリング愛好家が訪れ、駐車場が埋め尽くされるほどの活気を見せています。
直売所には、朝採れの新鮮な高原野菜や季節の果物(白桃、ぶどう、ブルーベリー)、地元産小麦や米粉を使った加工品が所狭しと並びます。特に秋の収穫期には、贈答用のピオーネや新米を買い求める人々で行列ができるのが恒例の風景です。
また、吉備中央町のグルメ・ランチも見逃せません。町内には、地元産のそば粉を100%使用した手打ちそばの名店や、古民家をリノベーションしたオーガニックカフェ、吉備高原の自然豊かな環境で育てられたブランド牛やジビエ料理を提供する隠れ家レストランが点在しています。
現地を訪れると、整備された「吉備高原都市」の近代的な街並みと、古き良き日本の原風景が残る里山地域が見事な調和を保っていることが分かります。福祉施設や教育機関、医療機関が整然と配置された区画では、子どもたちがのびのびと遊ぶ姿が見られ、騒動を乗り越えた町の日常が着実に刻まれています。