八王子現地での取材と有権者の声を分析すると、「全国的な猛批判」と「地元での手厚い支持」という明確な二面性が浮かび上がります。
地元・八王子市(東京24区)において萩生田氏を支持する有権者は、同氏の「強力な陳情処理能力とインフラ誘致の実績」を高く評価しています。圏央道の整備推進や八王子駅周辺の再開発、医療機関の誘致など、地方自治体単独では困難な大型事業を国政のパイプで次々と実現してきた経緯があるため、「永田町でどんな批判を浴びようと、八王子にとって代えの利かない代議士」という強固な固定票が存在します。
一方で、SNSや全国世論、地元無党派層の間では、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係報道に対する不信感が根強く残っています。関連施設への訪問や関連団体イベントでの挨拶、選挙支援を巡る報道に対しては、「説明が二転三転している」「保守政治家としての矜持に反する」といった手厳しい声が今なお寄せられています。
実際の選挙戦現場でも、演説会場周辺には抗議のプラカードを掲げる市民グループが集結する一方、握手を求める商店街関係者の長蛇の列ができるなど、まさに「分断と熱狂」が交錯する異様な光景が繰り広げられていました。