全国ネットの地上波ゴールデン番組において、布川敏和の姿を見る頻度がかつてより落ち着いたことは事実です。この露出頻度の変化が視聴者の間で「芸能界を引退したのではないか」という臆測を生む引き金となりました。しかし、業界関係者への取材や出演実績を精査すると、布川敏和の芸能界引退の噂は完全な誤認であることがわかります。
露出が落ち着いた背景には、テレビ業界全体の制作費削減とタレントキャスティングの若返り戦略があります。ひな壇タレントの世代交代が進むなか、昭和・平成のアイドルタレントは地上波バラエティからBS・CS放送、旅番組、地方ローカル局の情報番組へと主戦場をシフトさせました。布川自身も消耗の激しい全国ネットのバラエティから、自身のペースで出演できる旅番組や釣り・車関連の趣味系メディア、自治体や企業が主催するトークショーやイベント営業へとシフトしています。
気になる現在の収入源ですが、複数の柱によって安定した経済基盤が保たれています。第一に、地方局やBS番組へのスポット出演料や地方営業・イベントのギャランティです。かつてのトップアイドルとしての知名度は全国津々浦々で高く、中高年層向けの集客力は依然として健在です。第二に、長年にわたり高アクセスを維持している布川敏和 公式ブログ「ふっくんの日々是好日」による広告収入です。著名人ブログのプラットフォームにおいて日常をまめに発信するふっくんのブログは、同世代の読者から安定したPV数を集めています。さらに、シブがき隊時代の楽曲や出演作に関する二次利用印税なども加わり、一部で囁かれる「困窮説」とは無縁の堅実な生活を確立しています。