厚生労働省から発表される大学別合格率の詳細データでは、国公立大学や上位私立薬学部が90%近い新卒合格率を維持する一方で、一部の新設・中堅私立大学では新卒合格率が50%〜60%台に低迷する事例が報告されています。
大学ごとの教育プログラムや留年率(国家試験の受験者選別)の差が表面化する中、受験生にとって重要なのは「所属大学の環境に依存せず、出題基準(ブループリント)に沿った自律的な学習計画を遂行できたか」という点です。
合格発表後は、薬剤師名簿への登録申請手続き、内定先医療機関・調剤薬局・ドラッグストア・製薬企業への報告、入社前研修の準備へと移行します。合格ラインギリギリであったとしても、現場に出てしまえば点数の差は関係ありません。むしろ、実務に直結する薬物治療モニタリングやコミュニケーション能力の研鑽が求められます。