購入者の間で最も多い不満が「購入後数日で足腰が立たなくなり、床に倒れてしまう」という寿命の短さです。お散歩風船の寿命は、一般的な室内環境においておよそ3日〜7日程度とされています。
バルーンに使用されるアルミ蒸着フィルムは分子密度が高く気体が抜けにくい構造ですが、ヘリウム原子は極めて小さいため、フィルムの微細な隙間や熱圧着部(シーム)から徐々に大気中へ放出されていきます。特に冬場の乾燥や暖房による室温変化はガスの体積変化を招き、萎みを加速させる要因となります。
お散歩風船を長持ちさせるためには、以下の手順でヘリウムガスの補充を行うのが鉄則です。
- 補充用ヘリウム缶(風船用・純度90%以上)を用意する:バルーンの注入口にある逆止弁(ストロー挿入口)にノズルを奥まで差し込みます。
- 少量ずつ慎重にガスを注入する:急激に充填するとフィルムの圧着面が破裂するため、シワが適度に伸びる程度(全体の9割の張り)で止めます。
- 【応急処置の裏技】ストローによる空気の微量充填:ヘリウムが少し抜けて自立しなくなった段階であれば、ストローで息(空気)をひと吹き・ふた吹き追加するだけで、浮力を損なわずに胴体の張りを復元し、2〜3日延命させることが可能です。