ネット上で囁かれる「山本みどりの濡れ場疑惑」について、映画・ドラマのデータベースおよび当時の映像アーカイブを検証したところ、結論から言えば完全な裸体を晒すような過激な濡れ場は存在しません。
噂の発端となっているのは、1980年代から1990年代にかけて民放各局で量産された『土曜ワイド劇場』(テレビ朝日系)や『火曜サスペンス劇場』(日本テレビ系)をはじめとする2時間サスペンスドラマです。当時、視聴率20%超を連発していたこれらの枠では、ストーリーの導入部や中盤に「事件の動機となる不倫関係」や「情欲に溺れる男女の愛憎劇」が定番として描かれていました。
山本みどりは、その端正な顔立ちとミステリアスな色気を兼ね備えた女優として、疑惑の愛人役や悲劇のヒロインを数多く好演。作中で男性俳優と抱き合うベッドシーンや、肩口から背中のラインを美しく見せる演出、あるいは湯煙越しの入浴シーンなどが放送されました。これらは当時の地上波ゴールデン帯における放送コードに則った節度ある表現でしたが、彼女の圧倒的な表現力と妖艶な眼差しが、視聴者の記憶に「過激なシーン」として強烈に刻み込まれたのです。