100均マイナンバーカードケースの真相!ダイソー・セリアの実力検証

100均マイナンバーカードケースの真相!ダイソー・セリアの実力検証

100均マイナンバーカードケースの真相!ダイソー・セリアの実力検証の概要と注目ポイントをわかりやすく整理しました。

ネット上の情報やSNSの投稿において、極めて多くのユーザーが致命的な勘違いに陥っています。それが「スキミング防止」と「磁気不良防止」の混同です。

マイナンバーカードには、実は2つの記録媒体が存在します。1つは電子証明書や券面情報が格納されている「ICチップ(非接触・接触両用)」、もう1つはカード裏面等に内蔵されている「磁気ストライプ」です。両者が受けるリスクと、それを防ぐ技術は物理的に全く異なります。

一般的なアルミ製スキミング防止ケースは、高周波の「電波(電磁波)」を反射・吸収してICチップの不正な非接触読み出しを防ぎます。しかし、スマートフォンのスピーカーや手帳型スマホケースの留め具、MagSafe機構に使われている強力なネオジム磁石から発せられる「恒常的な磁場(静磁場)」を遮断することはできません。

「100均のスキミング防止ケースに入れていたのに、病院の受付機で磁気エラーが出て再発行になった」というトラブルの多くは、電波ではなく磁石による磁気ストライプの破損が原因です。スマートフォンと重ねて持ち歩く習慣がある場合は、電波を遮断するスリーブではなく、透磁率の高いパーマロイ等の特殊合金シートを用いた磁気不良防止ケースまたは磁気シールドカードを選択しなければなりません。

井上 凛
著者

井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。