現地を訪れる旅行者の最大の関門が「待ち時間」です。2026年現在の実測値および店舗周辺の観測調査によると、曜日や時間帯によって混雑度には明確な傾向が現れています。特に誤解されやすいのが「早朝なら空いている」という先入観です。
同店は朝7時に開店しますが、ホテルをチェックアウトする前やフライト前の朝食として利用したい旅行者が殺到するため、午前6時30分の段階で既に30〜40名規模の待機列が形成されるケースが珍しくありません。開店直後の1巡目に入店できなければ、朝食の時間帯であっても60分から最長90分の待機を余儀なくされます。
一方で、昼のピークタイム(11時30分〜13時30分)は観光客とビジネス客が重なり、週末や大型連休には120分超えの待機列が日常化しています。取材班が記録した時間帯別の平均待機時間は以下の通りです。
- 06:30〜07:00(開店前):待機目安 45〜75分(1巡目を逃すと大幅延長)
- 08:30〜09:30(朝の谷間):待機目安 30〜45分(朝食需要が一段落する狙い目)
- 11:30〜14:00(ランチピーク):待機目安 70〜120分(日差し・悪天候対策が必須)
- 15:00〜16:30(アイドルタイム):待機目安 20〜40分(1日の中で最も列が短い時間帯)
- 18:00〜20:30(ディナー帯):待機目安 45〜80分(アルコール・セット需要で回転がやや鈍化)
現場の誘導スタッフによるオペレーションは洗練されており、並んでいる最中にメニュー表が手渡され、事前に辛さの選択や注文内容の確認が行われるため、着席後の提供時間は約5〜8分と極めて迅速です。つまり、待機のボトルネックは着席後の調理ではなく、席数(約40席)に対する圧倒的な来客過多に起因しています。