保育士配置基準75年ぶりの改定!1歳5対1の真相と2026年の現実

保育士配置基準75年ぶりの改定!1歳5対1の真相と2026年の現実

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改定の核心は、乳幼児期において特に手がかかる1歳児と3歳児の職員配置比率の見直しにある。具体的には、保育士配置基準 1歳児 5対1(従来は6対1)、そして保育士配置基準 3歳児 15対1(従来は20対1)へと引き上げられた。

年齢区分詳細・数値データ(新旧比較)一般的な基準・相場(改定前)編集部の見解・評価0歳児子ども3人につき保育士1人(3:1)3:1(変更なし)SIDS(乳幼児突然死症候群)防止など最高度の注意が必要なため現状維持。1歳児子ども5人につき保育士1人(5:1)6:1(1948年制定)約75年ぶりの引き上げ。歩行開始期の転倒・誤飲防止に直結する前進。2歳児子ども6人につき保育士1人(6:1)6:1(変更なし)イヤイヤ期や自我の芽生えが顕著な時期であり、早期の追加見直しが待たれる。3歳児子ども15人につき保育士1人(15:1)20:1(1969年制定)1人で20人を引率する過酷な負担が緩和され、集団行動の質的向上が期待。4・5歳児子ども30人につき保育士1人(30:1)30:1(変更なし・加算対応)諸外国の基準(10〜15対1)と乖離。現場からは最も不満が残る課題領域。

実務上で極めて重要なのが、園全体で必要な有資格者数を算出する保育士配置基準 計算方法だ。各クラスの在籍児童数を基準値で割り、算出された数値を合算したうえで端数処理を行う。具体的には以下の計算式が基本となる。

【配置人数の算出ロジック】
必要保育士数 =(0歳児数÷3)+(1歳児数÷5)+(2歳児数÷6)+(3歳児数÷15)+(4歳以上児数÷30)
※端数は小数点第1位まで算出し、合算後に小数点以下を切り上げる。さらに施設全体の最低配置義務(保育士2名以上)が適用される。

例えば「1歳児16名、3歳児18名」の園の場合、旧基準では「16÷6=2.66...」「18÷20=0.9」となり合計3.56人(切り上げで4名)。これが新基準では「16÷5=3.2」「18÷15=1.2」となり合計4.4人(切り上げで5名)となる。つまり、同規模の園児数であっても確実に1名以上の追加雇用が必要となる。

松本 悠斗
著者

松本 悠斗

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。