改定の核心は、乳幼児期において特に手がかかる1歳児と3歳児の職員配置比率の見直しにある。具体的には、保育士配置基準 1歳児 5対1(従来は6対1)、そして保育士配置基準 3歳児 15対1(従来は20対1)へと引き上げられた。
実務上で極めて重要なのが、園全体で必要な有資格者数を算出する保育士配置基準 計算方法だ。各クラスの在籍児童数を基準値で割り、算出された数値を合算したうえで端数処理を行う。具体的には以下の計算式が基本となる。
【配置人数の算出ロジック】
必要保育士数 =(0歳児数÷3)+(1歳児数÷5)+(2歳児数÷6)+(3歳児数÷15)+(4歳以上児数÷30)
※端数は小数点第1位まで算出し、合算後に小数点以下を切り上げる。さらに施設全体の最低配置義務(保育士2名以上)が適用される。
例えば「1歳児16名、3歳児18名」の園の場合、旧基準では「16÷6=2.66...」「18÷20=0.9」となり合計3.56人(切り上げで4名)。これが新基準では「16÷5=3.2」「18÷15=1.2」となり合計4.4人(切り上げで5名)となる。つまり、同規模の園児数であっても確実に1名以上の追加雇用が必要となる。