近年ネット上のコミュニティやSNSで注目される「婚約指輪はいらない」という意見について、その背景を掘り下げると単なる金銭的理由だけではない実態が浮かび上がります。
婚約指輪を不要とした女性たちの主な理由は、「普段使いしにくくタンスの肥やしになるのがもったいない」「その分の資金を新婚旅行や住宅の頭金に回したい」という実用性と資源配分の合理化です。しかし一方で、挙式後数年が経過してから「やっぱり記念として手元に残しておけばよかった」と後悔を口にする声も少なくありません。
パートナーから高価な指輪を贈られた際の「婚約指輪のお返し」に関しては、費用の3割から半額程度(いわゆる半返し)に相当する腕時計やオーダースーツ、革小物を贈るのが社会通念上のマナーとされています。ただし、相互の経済状況を踏まえ、「お返しを辞退して共通の貯蓄口座に組み入れる」という合意形成を行うカップルも目立っており、形式よりもふたりの納得度が最優先されています。