渋野日向子選手といえば、着用するウェアが瞬く間に完売する「シブコフィーバー」を巻き起こしたファッションリーダーでもあります。2019年の全英女子オープン制覇時に着用していたビームスゴルフ(BEAMS GOLF)のマルチカラーポロシャツは、社会現象とも呼べる爆発的なヒットを記録しました。当時はカラフルでポップな衣装が彼女のトレードマークとなり、明るいキャラクターと相まって日本中を魅了しました。
その後、主戦場を米女子ツアー(LPGA)へと本格的に移行するタイミングで、世界的スポーツブランドであるアディダス(adidas)とのアパレル契約を締結。ここから彼女のウェア戦略は、デザイン性重視から「究極の機能性とアスリート感」へと大きくシフトします。
アディダスのウェアは、過酷な海外ツアーの気候変動に対応する温度調整機能や、スイング時のストレスを極限まで排除したカッティングが特徴です。スタイリッシュで洗練されたモノトーンやアスレチックなシルエットが増えたことで、可愛らしい少女のようなイメージから、引き締まったトップアスリートとしての風格が確立されました。ウェアの進化は、彼女が世界の頂点を目指すプロセスそのものを象徴しています。