鈴屋什造役のキャスティングにおいて、原作者である石田スイ氏をはじめとする制作陣の評価は極めて高かったと伝えられています。什造は性別不詳の美少年であり、身体的な去勢を施された過酷な過去を持つため、成人男性の低音でもなく、単なる女性声でもない「少年と少女の狭間にある無性別の響き」が必要不可欠でした。
釘宮さんはオーディションの段階から、敵をいたぶる際の底抜けに明るい声音と、ふとした瞬間に見せる冷徹なトーンのギャップを鮮烈に提示しました。アニメ本編でも「身体にステッチを縫い込むシーン」や「戦闘中のけたたましい笑い声」など、狂気の中にどこか悲哀を滲ませる名セリフの数々が視聴者の耳に焼き付いています。ネット上でも「釘宮さんの狂気演技が凄すぎて鳥肌が立った」「まさに什造そのもの」と絶賛の嵐が巻き起こりました。