大人の自由研究やクラフトホビーとして、市販の自作キットを活用して自分だけのオリジナルストームグラスを制作するカルチャーも定着しています。薬局で手に入る無水エタノールや樟脳粉末を揃えれば調合自体は難しくありませんが、化学薬品を扱う上での安全性への配慮は不可欠です。
万が一、地震や落下事故などでストームグラスが割れた場合の危険性について、正しい知識を持っておく必要があります。内容液には高濃度のエタノールが含まれているため引火性が極めて高く、気化した樟脳特有の強いハッカ臭が室内に充満します。また、小さな子どもやペットが誤飲すると中毒症状を引き起こす恐れがあります。
もし破損してしまった場合は、直ちに部屋の窓を全開にして換気を行い、火気を完全に遠ざけてください。破片と液体はゴム手袋を着用した上でペーパータオル等で吸い取り、ビニール袋に密閉して各自治体の分別ルール(危険物・可燃物扱い)に従って速やかに破棄することが肝要です。