自炊の現場でよく起こるトラブルが、「お米専用の計量カップが見当たらない」「計量カップと料理用計量カップを取り違えてしまう」という失敗です。ネット上には様々な目分量テクニックが出回っていますが、科学的な裏付けに基づいた正確な測り方を把握しておくことが失敗を防ぐ鍵となります。
1. 計量カップなし 米の測り方
専用カップがない場合は、以下の3つの代替手段で正確に計量できます。
- キッチンスケール(デジタルはかり):最も確実な方法です。ボウルを乗せてゼロ点リセットし、300gを量れば寸分の狂いもなく生米2合となります。
- 一般的な紙コップ(容量約200ml):市販の紙コップはすりきり1杯で約200ml(生米約160〜170g)入ります。紙コップの上端から約1cm下(8〜9分目)まで入れると約180ml(1合=約150g)になるため、これを2杯量ります。
- 料理用大さじ(15ml):大さじ1杯の生米は約12〜13gです。大さじ24〜25杯ですりきると生米2合(約300g)に相当します。
2. 料理用計量カップ(200ml)の混同に注意
最大の落とし穴は、料理用の200ml計量カップですりきり2杯を量ってしまうケースです。料理用カップですりきり2杯を入れると400ml(生米約330〜340g)となり、規定の2合よりも約1割以上多くなってしまいます。その結果、炊飯器の2合の目盛りまで水を入れて炊くと、水分不足で芯のある硬いご飯に仕上がってしまいます。