2023年9月に発足した第2次岸田第2次改造内閣において、加藤鮎子氏はこども政策担当大臣として初入閣を果たしました。40代前半での抜擢は内閣の「看板」として期待を集めたものの、就任直後から国会での厳しい試練に直面することになります。
最も激しい逆風となったのが、子ども・子育て支援法等改正案に盛り込まれた「子ども・子育て支援金制度」を巡る国会答弁でした。国民1人あたりの平均負担額を巡り、野党からの追及に対して官僚が作成したペーパーを棒読みする姿がテレビ中継され、「答弁が不安定」「自分の言葉で政策を語れていない」という厳しい批判がSNSを中心に噴出しました。「実質的な子育て増税ではないか」という国民の不満の矢面に立たされる格好となり、内閣支持率下落の要因の一つとしてメディアからやり玉に挙げられる事態となりました。
さらに週刊誌報道によって、実母が代表を務める法人への事務所家賃支出や、政治資金パーティー収入を巡る収支報告書の記載不備といった政治資金問題が取り沙汰されました。加藤氏側は「適正な賃料相場に基づく契約であり、法的に問題はない」「事務的ミスについては速やかに訂正届を提出した」と釈明したものの、政治とカネに対する国民の視線が厳しさを増す中で、大きな痛手となったことは否定できません。
以下の比較表は、加藤鮎子氏の大臣時代の実績と直面した批判、そして一般的な政治家の基準との乖離を客観的に整理したデータです。