マラソンで疲れないピッチ走法の真実|理想の歩数とフォーム改善法

マラソンで疲れないピッチ走法の真実|理想の歩数とフォーム改善法

マラソンで疲れないピッチ走法の真実|理想の歩数とフォーム改善法に関する最新のニュースを分かりやすく解説します。関心のある方は必見です。

Q1:身長が180cm以上ある高身長ランナーでもピッチ走法は有効ですか?
A1:極めて有効です。高身長ランナーが190spmなどの超ハイピッチを目指す必要はありませんが、175〜180spm前後の安定したピッチを維持することで、長身ゆえに増大しやすい膝や股関節への着地衝撃を大幅に抑えられます。ストライドの長さを活かしつつピッチを安定させることが、故障を防ぎながら記録を伸ばす鍵となります。

Q2:ピッチを上げようとすると心拍数が急上昇して息が切れます。どうすればいいですか?
A2:心肺機能の毛細血管網が高速ピッチの運動量に適応していないことが主な原因です。まずは普段のジョギングペース(会話ができる程度の強度)のまま、歩幅だけを狭めて180spmを刻む「スロージョグ」から始めてください。スピードを上げずにピッチだけを上げる練習を2〜4週間継続することで、心肺への負担は徐々に落ち着いてきます。

Q3:最新の厚底カーボンシューズはピッチ走法でも恩恵を受けられますか?
A3:十分に恩恵を受けられます。厚底シューズはストライド走法専用と思われがちですが、ピッチ走法でもフォアフット〜ミッドフットで適切な荷重をかければ、内蔵カーボンプレートと高反発フォームが着地衝撃を吸収しつつ素早い足離れをアシストしてくれます。ただし、シューズに頼って跳び跳ねすぎないよう、上下動を抑える意識が不可欠です。

Q4:レース本番の30km以降でピッチが落ちてしまうのを防ぐには?
A4:レース後半のピッチ低下は、体幹(インナーマッスル)の疲労による骨盤の後傾が主因です。30kmを過ぎたら「脚を回す」意識よりも、「目線を50m前方に固定して上体をわずかに前傾させ、腕振りの引きをリズミカルに刻む」意識に切り替えてください。上半身の主導権を取り戻すことで、脚の回転数を復活させることができます。

井上 凛
著者

井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。