子犬の展示コーナーでは手のひらに収まるサイズだったポメマルが、1歳を迎える頃には想像の倍以上の大きさに成長し、驚く飼い主は少なくありません。純血種であれば親や血統書から成犬時のサイズを高い精度で予測できますが、F1(一代祖)ミックス犬であるポメマルは、どちらの遺伝的特徴を色濃く引くかによって骨格形成が大きく異なります。
以下は、取材データおよび獣医師監修の成長曲線から算出した、月齢ごとのポメマル成犬の体重と大きさの推移基準です。
ポメマル成犬の見た目と成長推移を詳細に観察すると、生後3ヶ月時点の外見からは想像もつかない変化を遂げることが分かります。耳の形状一つを取っても、ポメラニアンのようなピンとした直立耳になるか、マルチーズのようなエレガントな垂れ耳になるか、あるいは愛嬌のある「半立ち耳(折れ耳)」で定着するかは、生後8ヶ月を過ぎるまで確定しません。「小柄なトイサイズを求めていたのに、気付けば5kg近い中型犬一歩手前まで育った」という事例も決して異常ではなく、骨格の振れ幅を許容できる度量が飼い主には求められます。