美食の宝庫である新潟県において、長岡市は独自の発酵文化とパンチの効いたB級グルメが共存する食の聖地です。
全国のラーメンフリークを唸らせるのが「長岡生姜醤油ラーメン」です。豚骨ベースの濃口醤油スープに、すりおろした生姜を惜しみなく効かせた一杯は、雪国の厳しい寒さのなかで働く人々の身体を芯から温める知恵から生まれました。発祥店とされる「青島食堂」をはじめとする名店では、香ばしい醤油の風味と生姜の爽快なキレ、厚切りのチャーシューが見事な調和を見せています。
ランチタイムに外せないご当地名物も多彩です。
- 洋風カツ丼:ご飯の上にサクサクのとんかつをのせ、ケチャップベースの甘酸っぱいタレ、またはコク深いデミグラス風ソースをかけた長岡発祥のソウルフード。老舗洋食店「小嶋屋」や喫茶店で広く愛されています。
- 栃尾の油揚げ(あぶらげ):通常の油揚げの約3倍もの厚みと弾力を誇る特大油揚げ。表面をカリッと香ばしく焼き上げ、ねぎや納豆、神楽南蛮味噌を挟んで食べるスタイルが絶品です。
- 摂田屋(せったや)の醸造文化:江戸時代から続く発酵・醸造の街。醤油、味噌、日本酒の蔵元が半径数百メートル以内に密集し、近年はおしゃれなカフェやベーカリーを併設したリノベーションスポットとしても注目を集めています。