受精卵が子宮内膜に着床するのは、排卵からおよそ7〜10日後(高温期7〜10日目頃)です。この福さん式の着床時期のサインとして、多くの経験者が口を揃えるのが「子宮口が急に遠くなった」という感覚です。
着床が完了すると、骨盤内の血流量が増加し、子宮全体がふっくらと膨らみ始めます。これに伴い子宮頚部が上部へと引き上げられるため、普段の内診では簡単に触れていた位置にあったはずの子宮口が、指の第一関節・第二関節を入れてもまったく届かなくなる子宮口が届かない現象が発生します。
子宮口の変化に加えて、以下のような妊娠超初期症状が同時に現れることがあります。
・少量の出血(いわゆる着床出血)がおりものに混ざる
・下腹部が引っ張られるようなチクチクとした痛み
・胸の張りや乳頭の違和感が普段の生理前より強く続く
・眠気や身体の熱っぽさが高温期12日目以降も途切れない
福さん式の高温期の兆候を観察していると、通常の生理周期であれば高温期10日目を過ぎたあたりから子宮口が下がって硬くなり始めますが、妊娠している場合は奥深くに留まり、ふっくらとした弾力を保ち続ける点が大きな見極めポイントとされています。