喉の奥の両脇にある「口蓋扁桃」に白い塊や赤みを見つけた場合、それが病的な炎症なのか、生理的な老廃物なのかを冷静に見分ける必要があります。
扁桃炎と膿栓の違いは、全身症状と炎症の有無で明確に区別できます。膿栓は単なる細菌とタンパク質の塊であり、発熱や喉の激痛はありません。一方の急性扁桃炎は、細菌感染によって扁桃組織自体が赤く腫れ上がり、38度以上の高熱や激しい嚥下痛を伴います。
不快な喉の粘膜の腫れと対処法として、まずは基本のセルフケアを徹底しましょう。
- 無理に取ろうとしない:膿栓やブツブツが気になるからと、綿棒やピンセットで喉を突く行為は厳禁です。粘膜を傷つけ、そこから細菌感染を起こして重篤な炎症を招く恐れがあります。
- 湿度管理とうがい:室内湿度を50〜60%に保ち、生理食塩水やアズレン系うがい薬で喉を潤すことで、乾燥刺激とリンパ濾胞の腫れを鎮めます。
- 十分な水分補給と休養:こまめな水分摂取で喉の自浄作用を促し、免疫力を回復させることが早期改善の近道です。