加藤晴子と岡村孝子の原点は、名古屋市にある椙山女学園大学星が丘キャンパスでの出会いにあります。加藤晴子の経歴プロフィールを紐解くと、運命の歯車が急速に回り出した1980年代初頭の情景が浮かび上がってきます。
1981年、大学の同級生として意気投合した2人はデュオ「あみん」を結成。グループ名はさだまさしの楽曲『パンプキン・パイとシナモン・ティー』に登場する喫茶店「安眠(あみん)」に由来します。1982年5月、第23回ヤマハポピュラーソングコンテスト(ポプコン)つま恋本選会にて、岡村孝子が作詞・作曲を手がけた『待つわ』でグランプリを獲得。同年7月21日のレコードリリース以降、女子大生デュオの切なくも凛とした歌声は瞬く間に日本中を虜にしました。
同曲はオリコン週間チャートで6週連続1位を記録し、1982年の年間シングルランキング第1位に輝く大ヒットとなります。同年の第33回NHK紅白歌合戦に初出場を果たし、まさにシンデレラストーリーを体現した瞬間でした。