ネット上の掲示板やSNSを調査すると、「魚をさばいていないのに、PC作業中に急に手が魚臭くなる」「ハンドクリームを塗った後しばらくすると生臭い」といった投稿が数多く寄せられています。当メディアの調査班がこれらの実態を追跡・検証したところ、日常生活の中に潜む意外な盲点が浮き彫りになりました。
取材した30代のデスクワーカーは、「毎日使っている光学式マウスとスマホケースを嗅いでみたら、手と同じ生臭さが凝縮されていた」と証言します。手のひら自体が一次発生源ではなく、手の皮脂がデバイスの樹脂やゴム素材に移行・蓄積し、そこで雑菌繁殖と酸化を繰り返した結果生じた悪臭が、接触によって手へ「再転写」されていた事例です。
また、美容液やハンドクリームに含まれる不飽和脂肪酸系オイル(ローズヒップオイルや特定の植物油)が皮膚上で急速に酸化し、生臭いにお気へと変質していたケースも確認されました。単に「手が臭い」と悩む人の約3割は、日常的に触れている身の回りのツールや使用化粧品の酸化が引き金になっています。