事件の凶悪性と広域的な移動の可能性から、警視庁のみならず警察庁主導による広域捜査態勢が敷かれた。都道府県境を越えた捜査網の展開により、容疑者の逃走経路や潜在的な協力者の有無について大規模なスクリーニングが実施された。
しかし、捜査の網目を潜り抜けるように消えた手がかりも少なくない。犯行に使用された資材の調達ルートや、現場から消失した被害者の所持品の行方など、依然として解明されていない空白部分が立ちはだかる。警察庁のデータベースに蓄積された過去の類似事件との突合捜査も続けられており、全容解明に向けた追及は止まっていない。