手軽に推しを保護したいファンの受け皿として、100円ショップの存在感は圧倒的だ。特に株式会社大創産業(ダイソー)と株式会社セリアの2強は、それぞれ異なるアプローチで専用ポーチのラインナップを拡張している。
ダイソーの強みは、厚手で硬質なPVC素材による「高い防御力」とサイズの網羅性にある。角型のクリアケースや自立可能な円柱ポーチなど、外部の衝撃からしっかりとぬいぐるみをガードする設計が目立つ。多少の圧力ではへこまないタフさがあり、満員電車での移動やイベント会場でのタフな取り回しにおいて抜群の信頼性を誇る。
対するセリアは、オタク心理に寄り添った「魅せ方のニュアンス」で独自路線を突き進む。オーロラ加工のクリア素材や、くすみカラーのジッパーテープ、窓枠の形状に凝ったデザインなど、写真映えを計算し尽くしたディテールが光る。透明度が高く、光の反射を抑え気味にした薄手素材を採用しているため、ポーチに入れたまま撮影しても中の推しがクリアに写りやすいと評判だ。