就活コミュニティやオープンチャット、SNS上には、私服指定インターンに参加した先輩たちのリアルな体験談と悲喜こもごもの声が溢れています。ネット上に散見される私服指定インターン ネットの反応と体験談を多角的に検証すると、現場の空気感が見えてきます。
「某大手SIerのインターンで『服装自由』とあったのでオフィスカジュアルで行ったら、参加者の8割がリクルートスーツで完全に浮いてしまい、開始前の1時間は生きた心地がしなかった」(大手私立大・文系男子)
「広告代理店のサマーインターンにジャケット羽織って行ったら、社員さんが短パンにサンダル、周りの学生も小綺麗な私服ばかりで、逆にスーツを着てきた2名が人事から『暑くない?上着脱いでいいよ』と苦笑いされていた」(国立大・理系女子)
こうした声から浮き彫りになるのは、「業界による明確な二極化」です。金融、商社、官公庁、老舗メーカーなどの伝統的企業では、「服装自由」と書かれていても実際はスーツ着用者が過半数を占める現象が根強く残っています。一方で、WEBサービス、コンサルティングファーム、アパレル、ベンチャー企業では、オフィスカジュアル〜スマートカジュアルが事実上のデファクトスタンダードとなっています。案内文の文面だけでなく、企業の属する業界と企業風土を複合的に読み解くことが肝要です。