里見浩太朗さんと佐野圭亮さんは、これまでに映画、テレビドラマ、舞台において幾度となく親子共演を果たしています。特にファンの記憶に強く刻まれているのが、TBSの国民的長寿時代劇『水戸黄門』での共演です。
里見浩太朗さんが5代目水戸光圀(黄門様)を務めていた時代、佐野圭亮さんはゲスト出演や主要な役どころで登場。画面越しに漂う独特の緊張感と、阿吽の呼吸による演技の掛け合いは、時代劇ファンの間で大きな話題となりました。過去のトーク番組やインタビュー記事によると、現場での里見さんは父親として接するのではなく、あくまで「一人の共演俳優」として極めて厳格に接していたと証言されています。
また、NHK大河ドラマ『琉球の風』(1993年)でも親子揃ってキャスティングされ、それぞれが作品世界を支える重要なピースとして機能しました。父が築き上げた壮大な時代劇の歴史に敬意を払いつつも、決してその影に埋もれない確かな芝居を披露した佐野さんの姿は、制作陣からも高く評価されました。