母・正子さんが息を引き取ったのは、1989年(平成元年)3月のことでした。享年は60歳(満59歳没)という、あまりにも早すぎる旅立ちでした。
激動の昭和を駆け抜け、娘の結婚と孫の誕生を見届けた上での逝去でした。百恵さんにとって最愛の母との別れは計り知れない悲しみでしたが、最期まで娘夫婦の手厚い看病に包まれて旅立った正子さんの表情は、非常に穏やかだったと報じられています。
正子さんが遺した「どんなに苦しい状況でも家族を守り抜く」という強い芯と深い愛情は、百恵さんの子育てや人生観に決定的な影響を与え、今も彼女の心の中で生き続けています。