幼少期から思春期にかけて、佳長氏が小泉家の兄たちと接触することは一切許されない厳しい状況が続いていました。学生時代に父親の事務所へ面会を求めたものの、門前払いに近い対応を受けたという切ないエピソードも残されています。
事態が大きく好転したのは、2008年に小泉純一郎氏が政界引退を表明したことが契機でした。父の後継として政界入りを目指していた進次郎氏が「兄弟3人で会いたい」と動き出し、孝太郎氏とともに連絡を取り合います。
都内のレストランでセッティングされた初対面の場では、最初はぎこちなさがあったものの、顔を合わせた瞬間に血のつながりを実感したと伝えられています。互いの生い立ちや空白の時間を語り合うなかで、長年の心の壁は一気に氷解。生き別れから20数年を経て、涙の兄弟再会が果たされました。