興味深いことに、かつて和製英語として日本国内だけで使われていた「どんまい」は、今やグローバルなポップカルチャーファンの間でも知られる存在となっています。その大きな原動力となったのが、世界的なヒットを記録した『ハイキュー!!』をはじめとするスポーツアニメの存在です。
Netflixなどの配信プラットフォームを通じて作品が世界中で視聴される中、コート上で選手たちが「どんまい!」「次、一本!」と声を掛け合うシーンがそのまま字幕や音声で海外に届けられました。海外のアニメファンは、英語の「Don't mind」とは異なる、日本特有の連帯感を表すフレーズとして「Donmai」を認知し始めています。
海外のゲーマーコミュニティやSNSでは、オンライン対戦で味方がミスした際に「Donmai!」と励まし合う外国人ユーザーの姿も見られます。日本で独自進化したスポーツスラングが、アニメ文化を媒体にして再びグローバルな場へと還元されている状況は非常にユニークです。