手持ちのスマートフォンや一眼レフで圧倒的なスケール感を表現するには、いくつかの撮影テクニックが存在します。
まずは「縦構図・ローアングル」での撮影です。カメラを腰より低い位置に構え、超広角レンズ(スマートフォンの場合は0.5倍画角)でトンネル底部から切り立った壁面の天頂部までを画面いっぱいに収めると、10メートルを超える高低差が際立ちます。あえて人物やバイクを小さく中央に配置することで、巨岩のスケール対比がより明確になります。
また、明暗差の激しい環境であるため、露出(明るさ)はやや暗め(アンダー)に設定するのがポイントです。ハイライトの白飛びを防ぐことで、光芒の輪郭や岩肌の緻密な凹凸がくっきりと描写されます。
なお、現在の状況として、壁面は自然の岩肌が露出している構造上、降雨後には小石の落下や湧水による足元のぬかるみが発生しやすくなっています。通行時は頭上と足元に十分配慮し、サンダルではなくスニーカーなど歩きやすい靴を選びましょう。