番組開始当初はやんちゃ盛りだった9人の子どもたちも全員が成人し、それぞれの道を歩んでいます。家族を支え続けてきた父・晃さんと母・千恵子さんの関係性や日々の暮らしにも、シニア世代ならではの大きな変化が訪れています。
大手化粧品メーカー(日本ロレアル)の元凄腕営業本部長として知られた父・石田晃さんは、定年退職後も地域活動や講演、自身の趣味に打ち込みつつ、マイペースな日々を過ごしています。年齢を重ねて丸くなった一面を見せつつも、カメラの前で放つ切れ味鋭いボヤキとユーモアは健在です。
一方、母の千恵子さんは実母であるみさ子さんの介護を長年担い、看取った後も自身の足腰の健康管理や地域コミュニティとの交流を大切に暮らしています。ネット上では「お母さんが施設に入所したのではないか」という検索ワードが散見されますが、これはかつて母・みさ子さんが特別養護老人ホームやデイサービスを利用していた時期の記憶が混同されたものであり、千恵子さん自身が老人ホームなどの施設に入居している事実はありません。現在は自宅を拠点に、自立したシニアライフを満喫しています。
互いに干渉しすぎず、程よい距離を保ちながら助け合う「別居婚」「卒婚」のスタイルは、長年連れ添った夫婦がたどり着いた円熟の境地として、多くのシニア・ミドル世代から深い共感を集めています。