ネット上の掲示板やSNSでは、「洛南は管理教育で厳しい」「規律に縛られる」といった書き込みが散見されます。洛南高等学校附属中学校の校風や評判の真相はどうなのでしょうか。
取材によって浮かび上がったのは、伝統的な規律を土台としながらも、生徒の自発性を尊重する温かい教育現場の姿です。毎月21日に行われる東寺の「御影供(みえく)」参拝や、毎朝の写経・礼拝といった仏教行事は、心を落ち着かせて日々の生活を振り返る時間として生徒たちに浸透しています。
在校生保護者は次のように証言します。
「入学前は『軍隊のような厳しさではないか』と心配していましたが、実際は先生方が一人ひとりの学習進度や性格を非常によく見てくださっています。小テストや提出物のチェックは確かに細かいですが、それは基礎を疎かにしないため。頭ごなしの押さえつけではなく、生徒同士が切磋琢磨する雰囲気が自然と出来上がっています」
かつて存在した頭髪や持ち物に関する過度に厳格なルールは時代に合わせて柔軟に見直されており、生徒会活動やクラブ活動、学校祭(洛南祭)など、生徒主導で活発に行事を作り上げるエネルギーに満ち溢れています。