地域金融機関の真価は、数字やカタログスペックだけでなく、日々の窓口対応やトラブル時のサポート体制に表れます。SNSや各種口コミサイト、現場利用者の声を総合すると、いくつかの際立った傾向が浮かび上がってきます。
ポジティブな意見として最も多いのは、「担当者のフットワークの軽さと柔軟性」です。特に大阪や徳島で個人事業を営む事業者からは、「大手行では門前払いされそうな案件でも、事業計画や経営者の人柄をしっかりと汲み取ってくれた」という証言が多く寄せられています。地域密着の「リレーションシップバンキング」が形式だけでなく実態を伴っている証拠と言えます。
一方で、改善を望む声としては、「ATMの営業時間帯における地域差」や「デジタルアプリのUI(操作感)」が挙げられます。徳島県内では商業施設や駅周辺に自行ATMが充実しているものの、関西圏では提携ATMへの依存度が高くなるため、「無料時間帯を過ぎると手数料がかさむ」といった不満が散見されます。また、ネットバンキングのログイン認証や生体認証の導入に関して、メガバンクや専業ネット銀行と比較してワンテンポ遅れを感じるという意見もあります。