インターネット上の二次流通市場において、暴力団名刺はかつてマニアや収集家の間で高値で取引されていた歴史があります。歴史的に著名な組織の元組長や有名幹部の名刺には、コレクターの間で1枚3万円から10万円以上の査定額がつく事例も確認されていました。
しかし、メルカリやヤフオク!をはじめとする国内主要フリマ・オークションプラットフォームでは、利用規約において「犯罪収益移転防止法および公序良俗に反する商品」「反社会的勢力を想起・助長させる物品」の出品を完全禁止としています。出品が検知された場合、アカウントの即時永久停止や警察への通報措置が講じられます。
ネットの反応を見ても、「名刺1枚で警察沙汰になるのは割に合わない」「出品者が反社とつながっているのではと疑われる」といったリスク意識が定着しており、アンダーグラウンドな買取掲示板への書き込みに対しても警察のサイバーパトロールが目を光らせています。売却益を目当てに所持・転売を図る行為は、自らを警察の捜査線上に晒す極めて愚かな行為です。