「死刑囚・木嶋佳苗の歴代の夫と衝撃の獄中結婚の真相とは?」——この問いに答えるためには、彼女が拘置所内で築き上げた人間関係の特異性を知る必要がある。木嶋は東京拘置所に収容中、少なくとも3度の結婚(および苗字の変更)を行っている。裁判中から判決確定後に至るまで、彼女を支援する愛好者やマスコミ関係者が次々と彼女の面会室を訪れ、その心理的支配下に置かれていった。
獄中における婚姻は、単なる手続き上の婚姻届の提出にとどまらない。死刑囚にとって、弁護人以外の外部交通(面会や文通)は厳しく制限される。しかし「配偶者」となれば、法的・実務的に面会権や文通権の優先度が格段に上がる。木嶋はこの権利関係を極めて客観的に、かつ戦略的に利用したとされる。彼女に魅了された男性たちは、面会室のアクリル板越しに語られる彼女の言葉や、手書きの艶めかしい手紙に感化され、自ら進んで「夫」の座を求めたのだ。