近年の旅行者コミュニティやSNS上で最も検索されているトピックのひとつが、「モアナルア・ガーデンは閉園してしまったのか?」という噂の真偽です。現地取材と公式発表資料を突き合わせると、この噂の発生源と2026年現在の実際の運営状況がはっきりと見えてきます。
結論から申し上げると、公園は完全に閉園したわけではなく、運営形態を変更して存続しています。噂が急速に拡散した背景には、以下の決定的な要因がありました。
- コロナ禍における長期の臨時休園:2020年春からのパンデミックにより、観光客の受け入れが完全に停止。門が固く閉ざされた状態が長期間続いたことで「このまま閉園か」と誤認された。
- 維持管理コストの高騰と入場有料化の定着:長年「無料の憩いの場」として開放されていた同園ですが、運営財政の健全化のために大人1人あたり約10ドル(子ども無料または割引)の入場料徴収が恒久化された。
- 商業ツアー規制と開園時間の制限:無秩序な観光バスの乗り入れが厳しく制限され、開園日や時間が縮小されたことで、個人旅行者が「行ってみたら門が閉まっていた」という体験をネット上に投稿した。
2026年現在、個人での訪問自体は可能ですが、かつてのように「ワイキキからふらりと無料散策に立ち寄る」ような感覚で訪れることはできません。ゲート前にはチケットオフィスとお土産ショップが整備され、厳格な入園管理が行われています。また、運営スケジュールは予告なく変更される場合があるため、渡航前の公式Webサイト確認が不可欠となっています。