こうした中、急速に普及しているのがスマートフォンを用いたAI画像解析技術だ。2026年現在、スマートフォンのカメラで症状部位を撮影するだけで、類似疾患の確率や推奨される受診科を表示する医療補助アプリが相次いでリリースされている。
患者側にとっては「病院に行くべきかどうか」の判断材料として非常に有用である一方、専門医からは懸念の声も上がる。照明の違いや解剖学的部位の影、皮膚の色の個人差により、AIが誤った判定を出すケースがゼロではないからだ。アプリはあくまで受診を促すガイドであり、最終的な確定診断には臨床検査と医師の触診が不可欠であることを忘れてはならない。