ファンの記憶に最も鮮烈に刻まれているのが、2014年ソチオリンピックでの一幕です。
ショートプログラム16位という試練から、奇跡のフリースケーティングを滑りきり涙を流した浅田さん。バックヤードで出迎えた羽生さんは、金メダルの歓喜の中にあっても彼女の健闘を心から称え、温かいハグを交わしました。男子シングルの頂点に立った羽生さんが見せたその真摯な眼差しは、浅田さんの苦悩と努力を誰よりも理解していたからこその姿でした。
また、同大会のエキシビション練習やガラ公演で見せた仲睦まじいツーショット写真も大きな話題を呼びました。リンク上で手を取り合ってステップを踏み、互いに満面の笑顔を浮かべる光景は、戦いの場であることを忘れさせるほど純粋な輝きに満ちていました。