名門・出羽海部屋にとっても、マルガリータさんは家族同然の存在だった。部屋の親方や若い衆に対しても気さくに声をかけ、手料理を振る舞うなど、力士たちの心のオアシスとなっていた。彼女の訃報に接した部屋の空気は重く沈んだが、同時に「母のために白星を届ける」という強い団結力が生まれた。
長野県木曽郡上松町の後援会関係者もまた、深い哀悼の意を捧げている。御嶽海が優勝を果たした際、地元パレードで見せたあの満面の笑みは、今も町民の記憶に鮮烈に焼き付いている。地域全体が家族のように寄り添い、悲しみを分かち合いながら、天国の母へと届く力強い土俵を再び創り出すための支え合いが続いている。