ボウルや保存容器を使わず、厚手の食品用ポリ袋(ジッパー付き保存袋)を活用することで、漬け込み効率は飛躍的に高まります。
調味液の量を最小限に抑えながら全体に行き渡らせるコツは、「真空に近い状態を作ること」です。ポリ袋にしっかりと水気を絞った大根と調味液を入れたら、袋の口を少し開けたままボウルに張った水の中に沈めて水圧で空気を追い出し、素早く密閉します。この方法を取ることで、少ない調味液でも大根全面に均一に圧力がかかり、漬け込み時間を通常の約半分の30分〜1時間程度に短縮できます。
大根が大量にある季節に飽きずに消費するための、代表的な2大アレンジも押さえておきたいところです。
1. 爽やかな香りが広がる「柚子風味」
黄色い皮の表面(白いワタ部分は苦味が出るため避ける)を千切りにして大根300gあたり小さじ1程度加え、果汁を小さじ1/2垂らします。柚子の精油成分であるリモネンが酢の酸味と調和し、料亭のおもてなし料理のような気品ある香りに変化します。
2. 箸が止まらなくなる「鷹の爪ピリ辛」
種を抜いて輪切りにした鷹の爪を1本分投入します。カプサイシンの適度な刺激が加わることで、お酒のつまみやこってりした肉料理の口直しとして抜群の存在感を発揮します。少しごま油を数滴垂らせば、中華風の中毒性ある副菜へ容易にアレンジ可能です。