本作の原案となったのは、ノンフィクションライターの菊地高弘による同名書籍である。モデルとなったのは、2018年の第100回全国高校野球選手権記念大会で三重県代表として甲子園初出場を果たした三重県立白山高等学校だ。
10年連続初戦敗退という荒廃した野球部が、地元住民や情熱的な指導者の手によって歴史を塗り替えた奇跡の実話。ドラマではフィクションの要素を交えつつも、過疎地域の課題や高校球児たちの等身大の青春が生き生きと描かれた。原作が持つ温かなまなざしと現場取材の深みが、ドラマのバックボーンとして脈打っている。