2023年夏の『VIVANT』放送時、画面に現れた巨漢の男に誰もが目を奪われた。主演の堺雅人や阿部寛、役所広司といった日本映画界を代表する名優たちがずらりと並ぶ中、ほぼ演技未経験に近かった富栄ドラムが演じた「ドラム」は、誰よりも鮮烈な印象を残したのだ。
広大なモンゴルロケという厳しい環境下で、主要キャストを影で支える優秀なエージェントでありながら、豊かな表情変化と素早い動きで画面を席巻。放送を重ねるごとにSNSのトレンド首位を独占し、関連グッズが瞬く間に完売するなど、まさに一夜にしてスターダムへと駆け上がった。