かぎ針編み初心者が長編みに挑戦する際、まずは手元の動作を1つずつ分解して覚えることが上達の近道です。長編みは、細編み(こまあみ)に「針に糸を1回巻きつける動作」が加わった構造をしています。
平編み(往復編み)で長編みを編む標準的な手順は以下の通りです。
- 針に糸をかける:針に糸を前から向こう側へ1回かけます。
- 針を前段の目に通す:前段の編み目の「頭(V字に見えるクサリの2本)」の下に針を入れます。
- 糸をかけて引き出す:針に糸をかけて、目から手前に引き出します(このとき針には3本のループがかかっています)。
- 2本引き抜く:再度針に糸をかけ、かかっているループの手前2本だけを引き抜きます(針に残るループは2本)。
- 残りの2本を引き抜く:もう一度針に糸をかけ、残っている2本のループをすべて引き抜きます(針に残るループは1本)。
これで長編み1目が完成します。ポイントは、工程3で引き出した糸の長さを「立ち上がりと同じ高さ(くさり編み3目分)」までしっかりと垂直に引き上げることです。ここで糸をすぼめてしまうと、目が詰まって編み地が反り返る原因になります。