Q1:直腸カルチノイドと診断されたら、がん保険は必ず支払われますか?
A1:必ず支払われるとは限りません。加入している保険の契約時期(約款の規定)や、病理医による診断名、腫瘍の浸潤度合いによって異なります。近年の保険であれば「ICD-O-3コード8240/3」に基づき悪性新生物として満額支払われるケースが主流ですが、古い契約では上皮内新生物扱いとして減額されたり、対象外とされる事例が依然として存在します。
Q2:主治医が「早期がんだから保険は出る」と言ったのに、保険会社から不支給の通知が来ました。なぜですか?
A2:医療現場の臨床判断と、保険会社が用いる約款上の基準にズレがあるためです。臨床医は「粘膜下層に達する悪性腫瘍」として説明しますが、保険会社の査定部門は独自の審査基準に基づき、サイズが10mm以下で脈管侵襲のない低悪性度カルチノイドを「上皮内新生物相当」や「良性」とみなして機械的に不支給判定を下すケースがあります。
Q3:アフラックのがん保険で直腸カルチノイドの給付金が出ないという噂は本当ですか?
A3:過去の古い契約(スーパーがん保険等)において、小型の直腸カルチノイドを悪性新生物と認めず不支給とした事例が多数報告され、ネット上で大きな話題となったのは事実です。ただし、現在販売されている最新商品では国際分類に準拠した改定が行われており、診断書の記載内容や再審査請求によって満額支給された実績も数多く存在します。
Q4:内視鏡でポリープのように簡単に切除できた場合でも請求できますか?
A4:請求可能です。手術の手技が内視鏡(EMRやESD)であっても、病理診断の結果が「カルチノイド(NET)」であり、悪性新生物の基準を満たしていれば診断一時金の請求対象になります。さらに、公的医療保険の対象となる内視鏡手術であれば、手術給付金の対象にもなります。